2013年4月7日日曜日

黒田日銀総裁の方針は海外国債金利にも影響を与えているようです。

黒田日銀総裁の方針は日本だけでなく、海外の債券市場にも影響を与えているそうです。


記事によると
  • アメリカや欧州の国債利回りが低下している
    • フランス
      • 4月5日10年物と30年物の国債利回りは過去最低を更新
    • ドイツ
      • ドイツ連邦債30年物利回りは昨年7月以来最低
    • イギリス
      • 30年債利回りは昨年8月以来、最低水準
    • アメリカ
      • 10年物と30年物の米国債利回りは4カ月ぶりの低水準
        • 3月の雇用統計が予想を下回った事も原因
    • リスクの高いスペインやイタリアの国債の利回りも低下
    • 原因
      • 年金基金から保険会社、個人が、より高い利回りを求めて外国債を買っている
      • ドルとユーロが対円相場で上昇し続ければ、海外の債券のほうが円換算での利回りは高い
      • 4月5日 日本の投資家が大量に10年物と30年物の米国債を買った (BNPパリバ)
      • 4月4日夜 みずほ証券の日本の資産運用担当者がアメリカ国債を買っていた
  • その他
    • 日銀は毎月の新規国債発行額の約7割に相当する国債を買い入れる
    • 日本の国債価格は上昇、長期債は0%近辺の史上最低利回りを更新
という事らしい。

各国の債券市場の利回りを調べてみると
  • フランス
    • 2辺りだったのが1.754に低下
    • フランス国債10年物 (2013年4月5日時点)
      フランス国債10年物 (Bloombergより)
  • ドイツ
    • 1.3辺りだったのが1.212に低下
    • ドイツ国債10年物 (2013年4月5日時点)
      ドイツ国債10年物 (Bloombergより)
  • イギリス
    • 1.77辺りから1.63に低下
    • イギリス国債10年物 (2013年4月5日時点)
      イギリス国債10年物 (Bloombergより)
  • アメリカ
    • 1.85辺りから1.7128に低下
    • アメリカ国債10年物 (2013年4月5日時点)
      アメリカ国債10年物 (Bloombergより)
  • 日本国債
    • 0.56辺りから0.446に低下した後、0.534に反発
    • 日本国債10年物 (2013年4月5日時点)
      日本国債10年物 (Bloombergより)
確かに4月3日から各国の国債金利が低下している。
一方、日本は反発しているようです。

売る人もいれば、また買う人もいるようです。

日本人はジョーカーを引くことが多いので、EUのリスクを日本が背負わないように気をつけてほしい。

記事
日本の資金が外債に流入―欧米国債利回り低下 WSJ

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