武者陵司さん(wiki)と藤巻健史さん(wiki)の講演がありました。
講演内容は
- 武者陵司氏「2013年のグローバル経済と日本株式の展望」
- アメリカ中心の経済が続く
- 新興国中心の経済にはならない
- 中国の経済はアメリカを超えない
- アメリカがそれを望まない為、阻止する
- 中国は民主的な経済にはならない為
- アメリカは中国に対抗するため、日本を支援する
- 中国で物が作られるのは人件費が安いのではなく、通貨が安い為
- 1980年代は150円/元だったが、現在は12円/元になっている
- 金の価格が上がるとその後、アメリカ株式は飛躍的に上昇している
- 世界的な株高になる
- 企業業績好調
- 企業の内部留保が潤沢
- インフレが抑制される
- 石油価格はシェールガスで価格が抑えられる
- 日本企業が浮上する
- アメリカは既に市場最高値に近いが日本はまだ割安
- アベノミクスをアメリカは地政学観点から否定しない
- 日本企業は筋肉質になっているので利益を上げやすい
- 日本の失われた20年について
- 実力以上の円高になった為
- 円高なのは購買力平価と円ドルレートを見ても明らか
- 主要国は購買力平価±30%以内に収まっているが日本は超えている
- 円高になったのはアメリカの日本封じ込め政策の為
- 為替しだいで経済は変わる
- 1930年代高橋是清の政策で通貨が切り下げられ工業生産が回復した
- アメリカは対応が遅れたため、その後の回復も遅かった
- 日本は債券指向から株式指向へ変わる可能性がある
- 90年代
- 株式益回り:2%
- 債券利回り:8%
- 2012年
- 株式益回り:8%
- 債券利回り:1%
- 日本の年金基金や保険が日本株を買わざる得ない状況になる
- 日本の年金基金や保険の株式保有割合はアメリカに比べて低い
- 株の値上がりが起こると保有割合を増やさざる得ない
- 日本国債の金利が上昇しても問題ない
- 日本人がほとんど保有している為、金利収入も日本人の物になる
- 藤巻健史氏「日本経済/マーケット予想~為替を中心として~」
- 通貨ユーロは崩壊する
- 固定相場制は無理がある
- 財政が別な為
- 日本の自治体破綻とEU域内国の破綻の違い
- 夕張が破綻した場合、日本(東京)が支援するが、ギリシャが破綻してもドイツは支援しない
- 通貨ユーロが崩壊した時、どうなるか分からないので投資しない
- 日本は1度ハイパーインフレになる
- 国債残高が多い為、返済するにはインフレになるしかない
- 法人税、所得税、消費税を増税したぐらいでは解消できない
- 債権者から債務者に所得が移転する
- その後、飛躍的に回復する
- 通貨が下がる為
- 韓国も財政破綻後に回復した
- ハイパーインフレに備えて、外貨を持った方が良い
- ハイパーインフレになると政府は助けてくれない
- 国債が紙くずになる
- 年金、公務員の給料は支払われなくなる
- 郵貯の預金のほとんどが消える
- ハイパーインフレはいきなり起こることがある
- ドイツのハイパーインフレで説明(wiki)
- 株式は倒産する企業も出てくるので安全とはいえない
- 藤巻健史氏は外貨に投資している
記憶を元に書いているので、間違っていたらごめんなさい。
今年は年初から株式も為替も変動が激しい。
投資の参考にしてください。
また、お二人の著書も紹介しておきます。
興味のある方はどうぞ。
最後に投資は自己責任でお願いします。
参照ページ
くりっくフェア2013
武者リサーチ
FUJIMAKI JAPAN
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