2013年1月28日月曜日

「くりっくフェア2013」に行ってきた。

「くりっくフェア2013」に行ってきた。

武者陵司さん(wiki)と藤巻健史さん(wiki)の講演がありました。

講演内容は
  • 武者陵司氏「2013年のグローバル経済と日本株式の展望」
    • アメリカ中心の経済が続く
      • 新興国中心の経済にはならない
      • 中国の経済はアメリカを超えない
        • アメリカがそれを望まない為、阻止する
          • 中国は民主的な経済にはならない為
          • アメリカは中国に対抗するため、日本を支援する
        • 中国で物が作られるのは人件費が安いのではなく、通貨が安い為
          • 1980年代は150円/元だったが、現在は12円/元になっている
      • 金の価格が上がるとその後、アメリカ株式は飛躍的に上昇している
    • 世界的な株高になる
      • 企業業績好調
      • 企業の内部留保が潤沢
      • インフレが抑制される
        • 石油価格はシェールガスで価格が抑えられる
      • 日本企業が浮上する
        • アメリカは既に市場最高値に近いが日本はまだ割安
        • アベノミクスをアメリカは地政学観点から否定しない
        • 日本企業は筋肉質になっているので利益を上げやすい
    • 日本の失われた20年について
      • 実力以上の円高になった為
      • 円高なのは購買力平価と円ドルレートを見ても明らか
        • 主要国は購買力平価±30%以内に収まっているが日本は超えている
      • 円高になったのはアメリカの日本封じ込め政策の為
    • 為替しだいで経済は変わる
      • 1930年代高橋是清の政策で通貨が切り下げられ工業生産が回復した
      • アメリカは対応が遅れたため、その後の回復も遅かった
    • 日本は債券指向から株式指向へ変わる可能性がある
      • 90年代
        • 株式益回り:2%
        • 債券利回り:8%
      • 2012年
        • 株式益回り:8%
        • 債券利回り:1%
      • 日本の年金基金や保険が日本株を買わざる得ない状況になる
        • 日本の年金基金や保険の株式保有割合はアメリカに比べて低い
        • 株の値上がりが起こると保有割合を増やさざる得ない
    • 日本国債の金利が上昇しても問題ない
      • 日本人がほとんど保有している為、金利収入も日本人の物になる
  • 藤巻健史氏「日本経済/マーケット予想~為替を中心として~」
    • 通貨ユーロは崩壊する
      • 固定相場制は無理がある
        • 財政が別な為
      • 日本の自治体破綻とEU域内国の破綻の違い
        • 夕張が破綻した場合、日本(東京)が支援するが、ギリシャが破綻してもドイツは支援しない
      • 通貨ユーロが崩壊した時、どうなるか分からないので投資しない
    • 日本は1度ハイパーインフレになる
      • 国債残高が多い為、返済するにはインフレになるしかない
      • 法人税、所得税、消費税を増税したぐらいでは解消できない
      • 債権者から債務者に所得が移転する
    • その後、飛躍的に回復する
      • 通貨が下がる為
      • 韓国も財政破綻後に回復した
    • ハイパーインフレに備えて、外貨を持った方が良い
      • ハイパーインフレになると政府は助けてくれない
      • 国債が紙くずになる
        • 年金、公務員の給料は支払われなくなる
        • 郵貯の預金のほとんどが消える
      • ハイパーインフレはいきなり起こることがある
        • ドイツのハイパーインフレで説明(wiki)
      • 株式は倒産する企業も出てくるので安全とはいえない
      • 藤巻健史氏は外貨に投資している
という事らしい。

記憶を元に書いているので、間違っていたらごめんなさい。

今年は年初から株式も為替も変動が激しい。

投資の参考にしてください。

また、お二人の著書も紹介しておきます。
興味のある方はどうぞ。



 最後に投資は自己責任でお願いします。

参照ページ
くりっくフェア2013
武者リサーチ
FUJIMAKI JAPAN

0 件のコメント:

コメントを投稿