記事によると
- スティーブ・ジョブズ氏は「現実歪曲フィールドを作り出せる人間で、信頼できない」
- 調査機関
- FBI
- 調査理由
- 1991年にパパブッシュ大統領が評議員として任命するにあたって行われた身元調査
- 調査方法・対象
- 29人以上の同僚、隣人、知人への聞き取り
- Apple社社員数名にも聞き取り
- 調査に協力的ではなかった
- 調査当時の社会的地位
- NeXT社社長
- Pixar社CEO兼会長
- 調査結果
- 学生時代にLSD利用など薬物利用
- ジョブズ本人も認めている
- 信頼できない人間で、現実歪曲フィールドを作り出せる
- 「何人かは、ジョブズ氏は目的を達成するために現実や真実を曲げる傾向があると述べ、同氏の正直さに疑問を持つ者がいた」
- 「人を公正に扱い、その人の問題やニーズに理解がある」
- 高慢で人を見下すところがある
- 「日本文化を理解しており、アジアの企業と多くのつながりがある」
- 聞き取り調査を受けた全員が、ジョブスの評議員への任命には反対しなかった
- 正直ではないかもしれないが、正直さや誠実さはハイレベルな政治的地位においては必要とされる資質ではなく、従って政府でのポジションに就くことを推薦する
- 輸出評議会には適任
こうタイプの人は、天動説が正しいと学者に論戦をふっかけて勝ったと自慢するような人だから始末に負えない。
また、自分に絶対の自信があり、その自身ある態度が人を引き付け、作話師のように振舞う。
高慢という評価はこの自信たっぷりな態度に表れている。
優秀な人を集め、プレッシャーをかけて自分の望むものを取捨選択し、製品化する。
この取捨選択したものが世間に受け入れられるところがジョブズのすごいところ。
偉業を成し遂げた人は必ずしも人格的には優れてはいない。
また、その偉業の影には様々なプロフェッショナルがいる。
そういう人は余り有名にはならない。
ジョブズの肖像を過大評価せず、正しい評価が下せるようになるにはまだ時間がかかりそう。
記事
FBI「スティーブ・ジョブズ調査報告書」が公開 WIRED
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