記事によると
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 投資情報部長 藤戸則弘氏
- 日経平均のレンジ:9,000-11,000
- 見通し・理由
- 春先高・年央安・年末高
- 春先までは新政権への期待からブル相場が続く
- 7月の参議院選挙を迎えるころには、政策をどれだけ実行できるかがはっきりしてくる。
衆院選で大勝した反動が出てくれば、政治的な不透明感が強まりやすい - 年後半にかけては米国など海外経済が成長率を高めてくると予想
- アメリカの株高と金利上昇によるドル高・円安で日本株も再上昇
- リスクは「ばら撒き」で日本国債の格下げなどで金利が跳ね上がること
- 財政拡大は一時的に景気を押し上げるが、効果的な使い方をしなければ持続的な経済成長につながらない
- 東海東京証券 マーケットアナリスト 鈴木誠一氏
- 日経平均のレンジ:9,700-11,500
- 見通し・理由
- 1月21日の日銀政策決定会合でいったんピークを打つ
- 2月は短期の調整局面となる
- 9,700円程度までの下げがある
- 売り圧力は限定的
- 3月に向け再び海外勢や国内投資家の押し目買いで株価上昇
- 足元の景気に多少懸念があっても金融緩和で株式市場はリスクを取りに行く
- 5月頃に調整
- 年後半には来期予想PER14倍に相当する11,500円付近を試す展開
- ベイビュー・アセット・マネジメント 運用第一部長 佐久間康郎氏
- 日経平均のレンジ:9,500-12,000
- 見通し・理由
- 年前半高・後半安
- 前半は衆院解散表明からの株高ラリーが続く
- 夏場に向けて景気回復への期待感が高まる
- 参院選挙までは新政権による金融財政政策が活発化
- 消費増税を実施するか否かの判断を10月に控えている
- 米中を中心とするグローバル経済の回復基調が後押し
- 前半に高まった景気回復期待の反動で年後半は軟化
- 欧州債務危機の蒸し返される
- 年末の日経平均の水準は10,500円
- 立花証券 顧問 平野憲一氏
- 日経平均のレンジ:9,500-12,000
- 見通し・理由
- 年初しばらくは1万円を挟んでのもみあい
- 年前半に11,000円台を試す
- 海外勢はこの水準まで買ってくる可能性がある
- 円安進行で企業業績が30%増益が見込めると12,000円まである
- 少し下がる局面では個人投資家や出遅れたファンドなど買いたい向きは多い
- 国債中心で運用する国内機関投資家の中には、株式のウェイトを増やす可能性がある
- 米国も中国もファンダメンタルズは徐々に良くなる
- 急激な回復は見込めない
- 外需が企業の利益増に寄与するのは後半くらい
- 欧州の債務問題は落ち着く
- 岡三証券 日本株式戦略グループ長 石黒英之氏
- 日経平均のレンジ:9,500-12,500
- 見通し・理由
- 日経平均は年央にリーマンショック前の水準12,500円を目指す
- 7月の参院選まで上昇
- 選挙に向けて脱デフレ政策を打ち出す
- 衆参のねじれが解消されれた場合
- 4年間の安定政権になる
- 法人税の減税など企業よりの政策が出てくる
- TPPへの参加の下地が整えば、アメリカが円安を容認する可能性がある
- 脱デフレ期待の高まりにより株や不動産市況に追い風が吹く
- 岡三オンライン証券チーフストラテジスト 伊藤嘉洋氏
- 日経平均のレンジ:なし
- 見通し・理由
- 1月21日の日銀の金融政策決定会合を通過した後に、いったんは10,500円前後で調整入り
- 政策効果で景気の回復や企業業績の改善が見通せるようになれば、海外投資家は日本株を「オーバーウエート」する
- 5月ごろに11,000-12,000円前後まで上昇
- 公共投資の拡大を海外投資家は評価
- 通常は海外投資家に好まれる政策ではない
- デフレ脱却に向けた前進を評価
- ROEの高い好業績株、中小型株へ資金流入期待
- IPOが活性化する
- みずほ投信投資顧問シニアファンドマネジャー 岩本誠一郎氏
- 日経平均のレンジ:なし
- 見通し・理由
- 売り込まれてきた銘柄の株価修正が一巡すれば、上昇局面は遅くとも春先ごろまでに一服する
- 4月以降に実体経済の改善が見えてくれば、業績相場にうまくバトンタッチできる
- 大型や中小型株が循環的に買われながら、相場全体が底上げされていく
- 円安は自動車やインフラ関連の重電、素材などの業種では1-3番手に至るまで回復が期待できる
- 円安でも民生電機などは厳しい
- 電気料金が値上がりで省エネ関連に注目
- 住宅市場が回復で蓄電池などが飛躍的に普及する可能性がある
- マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏
- 日経平均のレンジ:なし
- 見通し・理由
- 国債市場に偏っている資金が株式市場に流入
- インフレ期待が投資・消費を促進
- 実体経済におカネが回り始める
- 今年度の上場企業の業績は、経常利益増加率はひと桁増益にとどまりそう
- 第1四半期決算で18%増益
- 4-9月期の上期決算を締めた時点では6%程度の増益
- 上場企業全体で3兆円超の業績下ぶれ
- 業績は7-9月期がボトム
- 来期は経常利益で2割程度の増益見込み
- 来期は最終損益で5割増益の見込み
- 2013年の日経平均の目標株価は12,000円
- 来期のEPSは930円の見込み
- 現在の日経平均のEPSは620円
- 来期5割増見込み
- 現在のPER15倍を超えている
- 米国株式市場並みの評価尺度を参考にすれば12-13倍が適正
- PER12倍で11,160円
- PER13倍で12,000円超
- 4月から5月には一度12,000円を試しに行く
- ダウ平均は史上最高値更新に向かう
記事を見つけ次第、更新していきます。
記事
13年見通し:日本株はブル相場、脱デフレ政策でリーマン前の水準回復へ REUTERS
2013年も株高基調は続くか プロの見方+ 日経新聞
2013年相場展望 マネックス証券
参照ページ
0 件のコメント:
コメントを投稿