2013年2月23日土曜日

米株式市場は調整するかもしれないそうです。

アメリカ株式市場は今後数週間の内に調整の反落する可能性が高い7つの理由というWSJの記事です。


記事によると
  1. ニューズレターの熱狂 (ニューズレターとはメルマガ会員や特定顧客向けへの情報提供)
    • 金融危機の直前でもニューズレター記者は強気だった
      • 前回は2007年の終わりから2008年初めにかけて
      • ニューズレター記者は資産の株式への移転を推奨している
  2. オプション市場の動向
    • コールオプションの買い手から需要が低い (将来の上昇を見込んでいる人が少ない)
    • コールオプションの売り手からの高い供給 (将来、上昇しないと見込んでいる人が多い)
    • プロテクティブプットへの高い需要 (下落に備えた保険需要が高い)
    • 下落に備えた数値は過去最高水準にある
  3. 好材料の欠如
    • 重要経済指標の発表がない
    • 決算発表のほとんどが出尽くし
  4. すでに市場に参加している
    • 買い手がすでに購入し尽くしてしまっている
      • アップルの株価急落
      • モメンタムが弱まってセンチメントが反対方向に振れている
  5. 忍びよる自己満足 (既に利益があり、更に買い増そうとはしないという事か?)
    • 市場のボラティリティが低下している
    • 比較的安定した市場に短期的な自己満足が忍び寄っている
  6. あからさまな悲観主義
    • 決算発表シーズンの終わりが少なくとも小休止、または(3-5%の)反落を招くことになる
    • 今は(上昇を妨げる力をはね返すのに)十分な出来高やきっかけとなる材料がない
  7. 調整は自然なこと
    • 買い手が下値支持線に再びたどり着くまでのしばらくの間は、売り手が利益を確定する上値抵抗線に相場はぶち当たっている
という事らしい。

イタリック文字は私の注釈。
間違っていたらごめんなさい。

ところで、大半のエコノミストは2012年より2014年は良くなると思っているようなので、長期的な上昇するという予想のようです。

2,3からだけでも調整場面ということがわかる。

サプライズがない限り、利益をとりあえず一部でも確定しようとする動きがあると思われる。

最後に、投資は自己責任でお願いします。


記事
米国株下落を示唆する7つの兆候 WSJ

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