2012年9月24日月曜日

電池の素材に関する記事です。

電池の開発はこれからの社会では必要な分野。

巨額な利益を生むので、様々な会社が開発している。

電池の素材についてのNationalGeographicの記事です。


記事によると

  • 電池の素材による特徴
    • リチウム
      • 利点
        • ニッケル水素電池と比べて、同じ重量と体積で2倍のエネルギー密度
        • 高電圧
        • リチウムを超えるバッテリー素材はまだ現れていない
      • 欠点
        • 充電時間がかかる
        • 大規模な埋蔵地は世界的に見ても限られている
          • チリ、ボリビア、中国に偏在
        • 水素が発生
          • リチウムが水に電子を渡して酸化還元反応が生じると発生
    • マンガン (リチウムイオン二次電池の正極材料)
      • 利点
        • 耐久性が蓄電においても望ましい特性
        • 正極にコバルト酸リチウムを使うよりも、マンガンを材料としたほうが安定性が高い
        • 比較的安価で資源量は豊富
      • 欠点
        • 産出地に偏りがある
          • 既知埋蔵量の約75%が南アフリカ
          • 次いで中国とオーストラリアが多い
        • 正極材にマンガンを用いると寿命が低下する
          • 電解液中に溶解する為
    • シリコン (負極材料)
      • 利点
        • リチウムイオン電池に使用されているグラファイト負極の約10倍のエネルギーを吸蔵
        • 世界中の至る所に豊富に存在
        • 低コストで製造できる
      • 欠点
        • 充電時に膨張する
        • 充放電を繰り返すたびにシリコンが減り、容量が低下
    • 銅 (負極材料)
      • 利点
        • 銅ナノワイヤーの新技術が実を結べば、将来の蓄電デバイスの重要な役割を担うかもしれない
        • 最先端のグラファイト負極材に比べて2倍のリチウムイオンを格納できる
          • 銅とアンチモン化合物でできたナノワイヤーの場合
          • 現在は数時間かかる電気自動車のフル充電を、わずか数分で完了できる技術につながる
      • 欠点
        • 電解液に溶解する傾向がある
        • 価格が比較的高い
    • グラファイト (負極材料)
      • 利点
        • ナノチューブを利用した方が充電、放電の速度が上がる
          • 表面積が大きくなる為
    • マグネシウム
      • 利点
        • リチウムからマグネシウムに変えると、容量が2倍になる
        • 安価で豊富にある
      • 欠点
        • リチウムからマグネシウムに変えると、電圧は弱くなる
    • ナトリウム
      • 利点
        • 手に入りやすい
        • リチウムイオン二次電池と同等の電気を充電できる
          • ナトリウム、鉄、マンガンの酸化物を正極に、ナトリウム金属を負極に使った二次電池
        • エネルギーを大量に貯蔵できる
      • 欠点
        • パワー不足
        • 融点は非常に低く、電池のセル全体にナトリウム金属が沈着しやすい
        • 反応性が高い
          • 水や空気と激しく反応する
    • 酸素 (リチウム酸素電池)
      • 利点
        • 発火や爆発のリスクを解消できる
        • コストも極めて低い
          • 酸素は外部から調達
      • 欠点
        • 水分を含んでいると問題が発生する
        • 空気から酸素だけを取り出す方法が課題
という事らしい。

充電電池の性能が上がれば、発電の平準化ができ、ピーク時にあわせて設備増強する必要が無くなる。
また、停電対応にもつながる。

太陽光・熱発電など時間帯が限られる発電とも相性が良い。

この分野の発展がエコな世界につながるので、更なる発展が待ち遠しい。


記事
次世代の自動車電池を担う素材技術 NationalGeographic

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