記事によると
- 世界の多数の人々は、米国が主要な経済および政治大国としての地位を中国に明け渡しつつあるとみている
- 調査機関
- PewResearchCenter
- 調査対象
- 39カ国、約3万8000人
- 調査結果
- アメリカ人は47%が引き続き世界をリードすると答えたが、割合は減っている
- 2008年は54%
- 中国人が世界をリードすると答えた割合は66%
- 中国人の56%が中国はもっと尊敬されるべきと回答
- アメリカ人で中国に好感を持っているのは37%
- 中国人でアメリカに好感を持っているのは40%
- 中国人でアメリカとの関係が協力的と回答したのは32%
- 2008年は68%
- アメリカは世界中で63%に好意的な評価を得ている
- 中国に好意的な国は半数以下
- 日本人で中国に好意的な人は5%
- 中国を支持する国は
- マレーシア
- パキスタン
- ケニア
- セネガル
- ナイジェリア
- ベネズエラ
- ブラジル
- チリ
PewResearchCenterのサイトを見てみると、アメリカと中国に対しての好感度の表があった。
アメリカと中国の好感度2013 (PewResearchCenterより) |
好意的な人はたったの5%。
平均が50%なので、次に嫌っているのが、イタリアとドイツの28%なので、飛びぬけて嫌っているようです。
中国を敵と思っている国は
中国はパートナー?敵? (PewResearchCenterより) |
フィリピンと日本が嫌うのは分かるけど、イタリアとトルコの原因は不明です。
全体的にアフリカに良い印象を持たれているのは、経済支援のおかげでしょう。
お金の切れ目が、縁の切れ目にならないといいですね。
ところで、このようなアメリカと中国を対比した調査が行われたと言うことは、アメリカはやはり中国のことが気になるようです。
アメリカはどの国が見方か調べようとしているのか、それとも中国に経済的に抜かれた場合の各国の態度を調べようとしているのでしょうか。
私個人は、このまま中国がすんなりとアメリカを抜くことは無いと思うのですが、どうなのでしょうか。
記事
米国、世界のリーダーとしての地位を中国に明け渡しつつある=調査 WSJ
参照ページ
America’s Global Image Remains More Positive than China’s(PDF) PewResearchCenter
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