2013年6月12日水曜日

遺伝子組み換え穀物を食べ続けたブタは、胃炎を発症する確率が大幅に高くなるそうです。

TPPでアメリカから遺伝子組み換え作物表示をしないよう要求されるのではないかという懸念が出ていますが、遺伝子組み換え作物で豚に影響をあたえかも知れないようです。


記事によると
  • 遺伝子組み換え穀物を食べ続けたブタは、胃炎を発症する確率が大幅に高い
    • 研究機関
      • 健康環境研究所(IHER)、ジュディ・カーマン所長ら
    • 研究対象
      • 乳離れしたばかりのブタ168匹を約5ヶ月飼育
        • 半数に遺伝子組み換え大豆およびトウモロコシだけ
        • 半数に遺伝子操作されていない同等の飼料
    • 研究結果
      • 深刻な胃炎の発症率
        • 遺伝子組み換え飼料:32%
        • そうでない飼料:12%
      • 遺伝子組み換え飼料で育った雌ブタは、子宮の重さが通常飼料グループに比べ25%重かった
      • 体重増や死亡率、血液生化学的な検査などでは差はなかった
という事らしい。

こういう研究は農業大手モンサントに潰されそうだけど、発表できたようです。

研究結果の子宮が重くなったというのはどういう原理なのでしょうか。
遺伝子組み換え作物は内臓に影響を与える可能性があるということでしょうか。

モンサントもどうせなら体に良い遺伝子操作作物を作ればよいのに。


記事
遺伝子組み換え穀物で育ったブタ、胃炎リスク増大=豪米研究 REUTERS

参照ページ
A LONG-TERM TOXICOLOGY STUDY ON PIGS FED A COMBINED GENETICALLY MODIFIED (GM) SOY AND GM MAIZE DIET Journal of Organic Systems

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