全く知らなかったので、WSJの記事を契機にちょっと調べてみました。
記事によると
- トランス脂肪酸とは
- 不飽和脂肪酸
- 天然物と人工物がある
- 何度加熱しても崩壊しない
- 液化油を固化すると、輸送や幅広い使用に適している
- 硬化油(人工物)は比較的安価
- なぜ体に悪いとされるのか
- トランス脂肪は「悪玉コレステロール」の数値を引き上げる原因になる
- トランス脂肪酸が低比重リポタンパク質(LDL)の数値を引き上げる
- LDLは動脈を詰まらせ、心血管系疾患につながる
- 何に含まれているのか
- 乳製品や食肉にも少量存在
- 反芻動物(牛など)の体内で微生物により産生される
- 肉や乳の脂質のうち2-5%
- 主に水素で処理した植物油に含まれる
- 半硬化油
- 質感の改善や製品寿命を延ばす為に使用される
- マーガリン
- ショートニング
- ファットスプレッド
- どの食品に含まれているか
- 焼き菓子
- クッキー
- マフィン
- ケーキなど
- 一部スナック菓子
- 電子レンジで作るポップコーンなど
- 冷凍した生地
- 冷凍ピザ
- フロスティング(砂糖衣)
- 植物性ショートニング
- コーヒークリーム
- 使用を止めたメーカー
- モンダリーズ(旧クラフト・フーズ)
- オレオ
- 世界規模で全製品群
- 使用停止または大幅に削減
- アメリカ マクドナルド
- アメリカ バーガーキング
- 食肉や乳製品の一部に天然由来のトランス脂肪を含む
- アメリカ スターバックス
- アメリカ ケンタッキーフライドチキン
- 少量がメニューに含まれている
- ロング・ジョン・シルバー
- チャーチーズ・チキン
- トランス脂肪を含まない油に切り替え
- 使用しているメーカー
- サラ・リー
- チーズケーキ
- ベティ-・クロッカー
- ケーキミックス
- ポップ・シークレット
- ポップコーン
どうやら自然からできるトランス脂肪酸は摂取しても量が少なく、問題が発生しにくいようです。
問題は、人工物のトランス脂肪酸のようです。
取りすぎると悪玉コレステロールが増える傾向にあるようです。
では、何に人工のトランス脂肪酸が含まれているかと言うとマーガリンやショートニングなどに含まれているようです。
なので、フライドポテトなどのフライ物、菓子パンや加工果物デザートなどに多く含まれていると思われます。
日本の企業の対応状況はwikipediaに少し記載があったので、興味のある人はそちらを見てください。
では、食用油の大手、日清オイリオのHPを調べてみると「研究・技術開発_トランス脂肪酸への対応」というページがありました。
どうやらFDAの発表を受けて、説明のページが作られたようです。
その内容を見てみると、日本には規制は無いけど、軽減する為に研究開発しているし、一部業務用製品を除き、FDAの基準を満たしているという事のようです。
また、日本政府調べで日本人は摂取自体が少ないという事のようです。
毎日、菓子パン、揚げ物、ピザばかり食べていない限り、問題は発生しそうに無いようです。
バランスの取れた食事をしていれば、良いと言うことでしょう。
記事
トランス脂肪とはなにか、一問一答 WSJ
参照ページ
研究・技術開発_トランス脂肪酸への対応 日清オイリオ
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