記事によると
- ブルーベリー果物をそのまま食べると糖尿病の発症リスクが低下する
- 研究機関
- ハーバード大学公衆衛生大学院 村木功氏ら
- 研究対象
- 18万人超(25年間)
- 女性15万1209人分のデータ
- 「ナースヘルス研究」(Nurses' Health Study)
- 男性3万6173人分のデータ
- 「医療従事者フォローアップ研究」(Health Professionals Follow-up Study)
- 果物の摂取について質問
- 調査対象果実
- ブドウまたはレーズン
- プルーン
- バナナ
- カンタロープ(マスクメロンの一種)
- リンゴまたはナシ
- オレンジ
- グレープフルーツ
- ブルーベリー
- イチゴ
- 核果(モモ、プラム、アンズ)
- 研究結果
- 一部の果物、特にブルーベリーを食べていた人は、2型糖尿病の発症リスクが最大26%低かった
- 糖尿病リスクを軽減する効果について
- ブルーベリーが最も高い
- 1回の標準摂取量は半カップ
- その次がブドウとリンゴ
- プルーン、ナシ、バナナ、グレープフルーツにも軽減効果がみられた
- それ以外の果物に効果はなかった
- 週3回以上食べていた場合が特に効果が高かった
- 糖尿病リスクを軽減できたのはポリフェノールが要因と思われる
- ポリフェノールの一部が体内でのグルコースの処理を助けている可能性がある
- ブルーベリー、ブドウ、リンゴは、いずれもこれらの有益なポリフェノールを豊富に含む
- フルーツジュースは
- 効果が無かった
- 1日に1回以上ジュースを飲んでいた人は、飲んでいなかった人に比べて糖尿病の発症リスクが21%高かった
- フルーツジュースで糖尿病リスク上昇の要因
- ジュースに加工される際に、一部のフィトケミカル(植物中の化学物質)と食物繊維が失われる
- 「グルコースとインスリンの値に迅速かつ劇的な反応」を引き起こす
- 液体は個体より速く吸収される為
- 低温殺菌処理や加糖された物が多い為
果物は生の方が良いらしい。
ブルーベリーはずっと、ジャムから取っていました。
なかなか生の果実を取る事は難しい。
日持ちがしないし、シーズンがある。
冷凍物かドライフルーツなどで摂取するしかないのだろうか。
記事
糖尿病予防に効果的な果物と摂取方法 NationalGeographic
参照ページ
Fruit consumption and risk of type 2 diabetes: results from three prospective longitudinal cohort studies British Medical Journal
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