記事によると
- 世界に良い影響を与えている国1位は昨年に続きドイツ、日本は昨年より1つ下がって5位
- 調査機関
- カナダの民間調査会社グローブスキャン
- メリーランド大学の国際政策観プログラム(Program on International Policy Attitudes)
- 調査対象
- 24,542人
- 24カ国
- 面談や電話で質問を行った
- 期間は2013年12月17日-2014年4月28日
- 調査結果
- 国別好感度
- 日本は5位
- 良いが2ポイント低下
- 悪いが2ポイント上昇
- 2013年から下降傾向
- 国別好感度の推移 (良いから悪いを引いた値)
- 日本は原発事故の影響から回復していないようです。
- ロシアのクリミア問題の影響は調査期間の問題であまり影響を受けていないと思われます。
- 日本に対する好感度
- 日本に対してネガティブなイメージを持っている国
- 中国:-85 (良い:5 悪い:90 昨年:-57)
- 韓国:-64 (良い:15 悪い:79 昨年:-46)
- ドイツ:-18 (良い:28 悪い:46 昨年:-18)
- インド:-2 (良い:27 悪い:29 昨年:18)
- 日本に対する印象の変化
- 日本が他国に対する印象 (カッコ内は2013年)
国別好感度2014 (BBC WORLD SERVICEより) |
国別好感度推移2014 (BBC WORLD SERVICEより) |
日本に対する国別好感度2014 (BBC WORLD SERVICEより) |
日本に対する印象の変化 (2014<-2013) |
国名 | 良い | 悪い |
---|---|---|
北朝鮮 | 1(0) | 91(92) |
韓国 | 13(19) | 37(28) |
中国 | 3(5) | 73(64) |
アメリカ | 37(42) | 8(10) |
ロシア | 17(14) | 23(28) |
日本は昨年から更にネガティブな印象が付いたようです。
どこの国の印象が悪化したかを調べてみたら、中国、ケニヤ、インド、韓国、インドネシアなどが大きく貢献しているようです。
中国と韓国は原因は容易に想像できますが、インドやインドネシアの原因がわからない。
2013年4月から2014年3月の間に、日本の印象が悪化する事件は何かあったのだろうか?
ケニヤは恐らく中国のネガティブキャンペーンの影響と思われます。
ドイツは相変わらず日本に対して、良いイメージは無いようです。
彼らは日本製品は未だにコピー品だらけだと思っているからだと思われます。
一方、印象が良くなった国を見てみると、トルコが一番良くなっている。
オリンピック決定の影響からの回復か、安部外交のおかげだと思われます。
最後に日本が他国への印象について、北朝鮮が良いに1となっている。
日本では1,522人に聞いているから、15人が良いと答えた可能性がある。
読売新聞の調査らしいけど、聞いた人が日本人ではなかったのかもしれない。
必ずしも1番良い印象の国になる必要は無いけど、外務省は印象が悪くなった国に対して原因分析して、対策をとってもらいたい。
参照ページ
2014 Country Rating Poll(PDF) world public opinion
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