2014年1月28日火曜日

バイロン・ウィンの10大びっくり予想2014。

今年もバイロン・ウィン10大びっくり予想が発表されていました。


記事によると

  • 2014年10大びっくり予想

    • Blackstoneとは
      • 世界有数の投資・アドバイザリー企業
      • ファンドの投資家や投資先企業、フィナンシャル・アドバイスを提供する企業
    • バイロン・ウィン(blackstone)とは
      • Blackstone Advisory Partners のVice Chairman(副会長)兼シニアアドバイザー
      • 同社と顧客の両方に対し、金融市場の方向性の評価材料となる経済、社会、政治の動向分析を行い、投資ならびに戦略的意思決定の助言役
    • 「びっくり」とは
      • 平均的な投資家の1/3且つ、バイロンが50%以上の確率で「起こりそう」だと予想するイベント
    • 「番外編」とは
      • 10大びっくりに入れるほど重要ではない考えるもの
      • 「ありそうだ」とするには少し躊躇を感じるもの

    • 10大びっくり予想

      1. S&P500種指数は10%以上の激しい調整局面があり、年末は20%までに上昇する
        • 地政学的な問題と楽観的思考の行き過ぎで調整がある
        • 年初値は1,845.86、20%上昇で2215.03
      2. 米国経済は成長率は3%を超え、失業率は6%に近づき、テイパリングは大きな問題にならない
        • 2013年の実質成長率は1.56、1月の失業率は6.7%
      3. ドルが買われる
        • 対ユーロで1.25ドルを下回る
        • 対円では1ドル=120円ほど
      4. 日経平均は今年の早い段階で18,000円に達するが、下期は20%の激しい調整がある
        • 安部政権は今後も積極的な財政・金融政策に取り組む
        • 消費税増税や高齢化、労働人口の減少といった問題からついに実害が出始める
        • 日経平均の初値は16,147.54、18,000円は11.5%上昇
      5. 中国は成長率が6%、株式市場は今年も振るわない
      6. 新興国への投資は引き続き波乱含み
        • メキシコと韓国では強力なリーダーシップと成長政策により、株価が大幅に上昇
        • 他の国々では成長率に株価の上昇が追いつくことはない
      7. WTIは110ドルを超える
        • アメリカは原油生産量が拡大
        • 先進国の石油消費量の縮小分や省エネ活動を新興国需要が上回る
      8. 農産物価格が下落から上昇に転じる
        • 新興国の生活水準が向上で消費増
        • トウモロコシは5.25ドル/bsh (年初来高値は4.34 (1月28日時点))
        • 小麦は7.50ドル/bsh (年初来高値は6.07 (1月28日時点))
        • 大豆は16.00ドル/bsh (年初来高値は13.18 (1月28日時点))
      9. アメリカ10年物国債の利回りが4%に上昇
        • 経済が好調なこととインフレがある程度進む
        • 短期金利は引き続きゼロに近い状態
        • 中期債の利回りは上昇
        • 住宅市場にとってはマイナスに、為替にとってはプラスに働く
      10. 医療保険改革法の状況は劇的に好転
        • より若い世代が医療保険に登録するようになる
        • オバマ大統領の支持率は上昇
        • 11月の議員選挙では民主党が上院で過半数を維持するだけでなく、下院でも議席数を伸ばす

    • 番外編

      1.  2016年共和党大統領候補選はテッド・クルーズが最有力候補として躍進
        • テッド・クルーズ(wiki)は知識量の豊富さと過激な思想、名声、抜け目のなさがある
        • クリス・クリスティや穏健派は、財政的にも社会的にも保守的な政策に支持が集まるにつれ、人気を失う
      2. 今年中にビットコインの人気は崩れる
        • 資産の温存先としては、金融取引の担保としては使えない
          • つまり、資産価値が無い
          • 同じ資産として持つなら金を持つだろう
        • ビットコインの主な用途は匿名性が重要となる非合法のビジネス
      3. オバマ大統領は、貿易および外交上の関係構築に向けた話し合いをキューバとスタートさせる
        • 経済制裁の縮小、さらには債券購入の形をとった限定的な経済支援が提示され、すぐに「カストロ転換」と呼ばれることになる
      4. ヒラリー・クリントンは2016年の大統領選に出馬しない
        • 理由は各種非営利活動など自身の仕事は大切なものであり、まだ未完成である
        • ヒラリーは自身の健康面がこの決定に影響していないことを明言する
        • 民主党の大統領候補選は混迷を極めまる

という事らしい。

10大びっくり予想とは、少数派があるかもしれないといっているイベントの中でバイロン・ウィンが半々の確率で起こるかもしれないと思っている物を紹介しているようです。

概ねアメリカの景気に対して強気なようです。

この人の言う事を信じて投資すると、
S&Pは20%上昇を目標に利生き食っていき、それ以降はボーナス。
10%程度の下値調整局面では、買いといったところでしょうか。
円安になるという事なので、ドルでS&PのETFなんかを買っておくというのもいいかもしれません。

穀物・商品価格は新興国の需要で上がるかもしれないという事らしい。
ここら辺は私の考えとは違うところ。
私は先進国の景気は順調に回復するが、新興国はダメだと思う。
特にバイロン・ウィンは韓国を推しているようだけど、国内不安から上昇は望めないのではないだろうか。

日本については下期失速するという事だけど、ここは私と同じ考え。
でも、さすがにドル円で120円は無いだろう。

最後にオバマ政権が支持率回復するだろうと言っているけど、戦争が起こらない限り、大きな支持率回復はないと私は思っている。
アメリカはやっぱり強いアメリカが好きだし、結果が出せないオバマは優柔不断と思われているだろう。

後、投資は自己責任でお願いします。


参照ページ
Byron Wien、「2014年10大びっくり予想」を発表 Blackstone

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