2012年11月14日水曜日

肥満対策のOTC薬が販売される見込みになったそうです。

スイッチOTCはドラッグストアにとっては稼ぎ頭のひとつ。
1類だと薬剤師がいないと販売できないので、差別化できる数少ない商品の一つになります。

そのOTCで肥満対策の「エパデール」が販売されることになったという記事です。


記事によると
  • 高脂血症治療薬「エパデール」がOTC薬になる
    • 承認予定
      • 10月中旬、厚生労働省が主催する薬事・食品衛生審議会の一般用医薬品部会が承認
      • 早ければ年内にも正式承認
      • 「生活習慣病薬」として初のスイッチOTC薬
    • 販売元
      • 製造元は持田製薬
      • 大正製薬と日水製薬が発売する見通し
    • 医師会の反応
      • 医師会は反対していた
        • 「安全性で問題がある」
        • 「受診抑制につながる」
          • 常連客(患者)を失う可能性がある
        • 「エパデールをきっかけに、生活習慣病領域のスイッチOTC薬が増える懸念」
  • 他のスイッチOTC薬の候補
    • 有名な血圧降下剤や高脂血症治療薬、糖尿病治療薬など
という事らしい。

私の意見としては、医者にかかれば保険が利くのにわざわざドラッグストアで効き目の薄い薬(市販では薄めてある)を高値で買うのは損ではないかと考えている。

OTC薬だけでは効果を測定しづらい。
単純に体重の上限では本当に問題なく効果があるかがわかりにくい。
きちんと血液検査をしないと、判断できない。

但し、効果の良くわからない健康食品を購入するよりははるかにましなことは確か。

利用するかどうかは消費者の判断だが、副作用や注意事項はきちんと認識しておこう。
エパデールの効能・副作用について



記事
医師会の猛反対を振り切り 

参照ページ

イコサペント酸エチル:エパデール

エパデール 持田製薬

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