2012年10月2日火曜日

ホンダからLPガスに対応した発電機が発売されていた。

以前、ホンダから"エネポ"というガスボンベ式発電機が発売されました。

そうしたら、LPガスに対応して欲しいとの要望が多数あったそうです。

それに応えて、対応した発電機を発売されていたようです。


記事によると

  • ホンダはLPガスを使って発電する発電機「EU9i GP」を2012年8月より発売済み
    • 性能
      • 発電出力は最大約900W以下
        • 同時にどれだけ使えるかはHPで確認できる
      • 専用の100Vコンセントから供給
      • 「正弦波インバーター」を搭載
        • “商業電力並み”の安定した電力供給が可能
      • LPガス50Kgで約100時間運転可能
        • ホンダのHPでは約110時間と記載
      • 発電機を並列接続可能
        • 2台接続した場合、最大1,800VA
      • 稼動音は約79dB (200W発電時)
        • 専用ボックス(99,750円)に入れると約10dB軽減可能
    • 価格
      • 本体:199,500円
      • 本体+専用ガス供給ボックス:230,790円~
    • 発売2ヶ月で約2,000台の受注があった
      • 年計画は2,500台
という事らしい。

LPガスから直接線を引いて、発電するのかと思ったら、途中に専用ボックスをかますみたいです。
低圧LPガス発電システムの概要 (家電Watchより)
これは、通常のガスシステムも同時に使用できるように、そうしているようです。
専用ボックスは開閉ベンと接続用のコードを格納しているだけのようなので、直接LPガスから接続しても問題無さそうです。

発電方法はホンダらしくエンジンの燃焼のようです。
LPガス供給システム (家電Watchより)
ピストンなのでオイルなどのメンテナンスが必要になります。

ガスシステムは停電時に着火システムが作動せず、使用できないという問題がありましたが、この発電機にコンセントを差して使用すれば、ガスシステムも使用できるようになるようです。

既存のガスシステムを使用続ける人には1つの選択肢になると思われます。

地震が発生し場合に発電機が倒れたら(60°以上傾いたら)、自動的に停止する機能があるようです。
しかし、ガスコードが外れた時(ガス漏れ)の対策が無いので、絶対に外れないようにする必要があると思われます。


"エコスロットル"というスイッチがあるようです。
これを入れると、その名の通り、消費電力に応じて発電量を変えて、長時間発電できるようにするようです。

なぜ、始めからこの機能をオンにしていないかは不明です。


この発電機は都市ガスには使用できないようなので、注意が必要です。

被災した時には、ガソリンや灯油などは直ぐに無くなる可能性が高いので、別の手段としてLPガスが利用できると選択肢が広がる。


記事
ホンダ、停電時に電気とお湯が使える「エコウィルプラス」 家電Watch

参照ページ
EU9i GP ホンダ

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